需要は待ったなし!ネットワークエンジニアに将来性あり!フリーランスで案件を獲得する方法

How

フリーランスのネットワークエンジニアになりたい」
フリーランスでもネットワークエンジニアとしてやっていけるのか」
「ネットワークエンジニアの収入が知りたい」
「ネットワークエンジニアに必要なスキルは」

この記事では以上の悩みを一気に解決します。ネットワークエンジニアの詳細から必要なスキルや案件を探す方法まで紹介しています。参考までに是非ご一読ください。

目次

【ネットワークエンジニア】ってどんな仕事?

そもそもネットワークエンジニアが何かわからない方のために、他の代表的なエンジニアと並べて解説します。

ネットワークエンジニア

ネットワークの構築、運用、保守、監視を行なう仕事です。目的は快適なネットワークライフを提供することにあります。

システムエンジニア

あらゆる端末上で動くシステム開発に特化した仕事です。

サーバーエンジニア

情報やデータを管理して提供するサーバーに特化した仕事です。実はサーバー同士をつなぐのはネットワークエンジニアの仕事なんです。クラウドが当たり前になってきているのでサーバーとネットワークは切っても切れない関係にあります。

インフラエンジニア

ネットワークエンジニアとサーバーエンジニアの総称を言います。

どんな言語が必要か

クラウドが普及しクラウドサーバー管理のためにプログラミングが必要なこともあります。最近ではネットワークエンジニアの対応業務の範囲が拡大しつつありますので必要なプログラミング言語を挙げてみました。

Python

とにかく守備範囲が広いです。Webアプリケーション、Webデータ収集、データ解析の他、AIに関する処理も得意です。特に大量なデータを処理したり統計をとったりするときに役に立ちます。代表的な例では生体認証、音声認識、ChatGPTまでもがPythonでつくられています。ライブラリやフレームワークと呼ばれる、コードがひとまとまりになったものが豊富に用意されており、開発効率も上がります。AIに関する仕事が増加傾向にあるので将来性の高い言語です。

JavaScript

自由度が高く、ブラウザ上で動作する唯一の言語です。フロントエンドつまりユーザー側に近い開発であれば、開発環境も用意しやすく導入にはちょうどいいです。主な役割はユーザーの操作をきっかけに他の処理を始めたり、ページの更新を行なわなくても表示内容を最新に保ったりできます。近年は技術が進み、サーバー側でも使われるようになりました。

Ruby

システム開発によく使われる言語です。実は日本産の言語であり、SNSやWebアプリケーション、スマホアプリまで幅広く活躍します。可読性を上げてストレスのないプログラミングができるように工夫されているので初心者でも比較的学びやすい部類に入ります。特にサーバー側のプログラムを得意としています。

PHP

これを押さえておくと受注の幅が広がります。Webページのおおよそ8割に使われていおり、Webアプリケーションには欠かせません。例えば、問い合わせフォーム、入力によるイベントの発生など、Webページにアクションが生まれます。HTMLに乗せるような形で組み込まれるWebに特化した言語なので逆に、Web系以外では活用が難しいです。ただし、記述はわかりやすくフレームワークが豊富で書きやすいのも特徴です。そのため学習コストが低く初心者にも取り組みやすい言語です。

Java

C言語をベースにしている最も汎用性の高く、圧倒的なシェアを誇る言語です。組み込みシステム開発には欠かせません。例えば、金融機関のシステム、デスクトップやスマホ向けアプリ、カーナビ、各ポータルサイト、ショッピングサイトなど挙げればきりがありません。一度コードを書けば、プラットフォームを問わず実行可能な柔軟さを持つ特徴があります。組込みシステムとアプリでは求められるスキルが異なること、コードのルールや記述が難しく独学では挫折しやすいため、教えてもらう環境でスキルアップしましょう。

フリーランスのネットワークエンジニアにはどんな案件があるのか

サーバーの構築や移設、LTEや5Gなど通信キャリアネットワーク構築、ある企業の社内無線LANネットワーク構築、ネットワークの仮想化、ネットワーク構築のコンサルティング、ネットワーク構築のプロジェクトマネージメントなどネットワークが最先端であってもそれらが使えるようになるのはネットワークエンジニアのおかげなんです。

クライアントのニーズに合わせた設計

設計図も必要です。設計なのでドキュメント関連業務が多く唯一在宅ワークもある案件です。もちろん企業先に足を運ぶことがあるのでフルリモートはなかなかないですが、設計を元に構築されるので心臓部と言って良いでしょう。

ネットワーク構築

設計図を元に構築し、動作チェックなども行なう業務です。実際に機器や設備を前にするので現場対応がメインです。

ネットワーク保守

既設のネットワーク環境に異常があったときに対応するサポート業務です。トラブルがあったときに呼ばれる可能性もありますのでこちらも現場対応がメインです。

ネットワーク運用

トラブルを未然に防ぐための対策をして安定感のあるネットワーク環境を維持する業務です。異常がないか監視をする業務も含まれます。こちらも現場対応がメインです。

フリーランスネットワークエンジニアの案件相場はどのくらい?

フリーランスは会社員と異なり、案件や仕事の種類ごとに単価相場がありますのでそれを紹介します。ちなみに全ての種類で言えることは「元請けに近い案件を狙う」「システム規模が大きい案件を狙う」のがコツです。前者は下請けになればなるほど中間マージンが取られて薄利になりやすいためで、後者はいわば企業の規模も大きく、人とモノにお金をかけられる余裕があるからです。

保守・運用:40万円〜

トラブルなどで呼び出されたり、常に監視する業務もありますのでその分も含めて高めに設定している企業もあります。

構築:50万円〜

規模が大きければそれだけ時間がかかりますから、おのずと高めの単価相場になりやすいです。

設計:60万円〜

経験によって変動しやすいです。設計がしっかりしていないと構築も保守・運用も手間がかかる分、責任の大きい仕事ですから、それらよりも単価相場が高めです。

マネージメント:70万円〜

こちらもスキルや経験、資格などで変動しやすいです。いわば最上流の仕事になりますから設計よりも単価相場は高めになります。

ちなみに会社員のネットワークエンジニアの平均年収は約450万円〜と言われています。

フリーランスとして独立するために必要なスキル

実務で役立つスキル

実務経験がものを言う業界です。技術的なことは然りですが、他の部分について挙げてみました。

幅広い知識

技術の進歩は待ったなしです。通信関連、サーバー、クラウド、プログラミング言語など上流に行けば行くほど知っておかなければならないことが増えていきます。

傾聴力・説明力

クライアントの課題を聞いて引き出し、順序立てて説明できるスキルがあれば提案ができます。

マネージメント力

いずれプロジェクトチームを立ち上げたときに、技術面のみならず人をまとめるスキルは必要になります。

信頼感アップのスキル

独立しても認知してもらうまでは時間がかかるものです。少しでも信頼感を得るために資格があるとなお良いでしょう。

ITパスポート試験

情報処理推進機構(IPA)が認定する国家資格です。専門性は高くないですがITの裾野まで学べます。セキュリティ、ネットワークはもちろんのこと経営、マーケティング、財務、マネジメントなどITの総合資格です。

基本情報技術者試験

こちらもIPAが認定する資格です。指導者の指示でシステム設計・開発、ソフトウェアの開発、情報戦略の予測・分析・評価がひととおりできるようになります。上位には応用情報技術者の資格があります。

ネットワークスペシャリスト

国家資格なので壁は高いですが、その分リターンは大きいでしょう。これを取得すると現場監督など指導する立場に回ることができます。

CCNA

シスコシステムズが認定する世界共通資格であり、シスコ技術者認定の登竜門レベルです。比較的取得しやすいレベルながらネットワーク機器の幅広い知識が身につきます。

CCNP

CCNAより上位のプロフェッショナルレベルの資格です。より専門的な知識が必要なためCCNAを取得してからがおすすめです。

未経験から独立するのは危険?

結論から言うとあまりおすすめできません。先述したとおり、経験がものを言う業界です。焦らず会社員や副業でしっかり経験を積むことが独立へのカギです。仕事を依頼する側になってみましょう。お金を払うわけですからプロに頼みたいと考えるのは当然のことです。覚えておきたいのは、独立できることと独立してやっていけることは別だということです。

どうやって案件を獲得するのか

クラウドソーシング

利用料金は基本無料です。ただし案件ごとに報酬からシステム手数料が差し引かれます。自分で案件を探す必要があり、自分でアピールして案件を獲得します。公募なので倍率は高めですが積極的に利用して自分で仕事を掴む感覚を養いましょう。

エージェント

こちらも利用料金は基本無料です。エージェントは企業に人材を紹介することで報酬を得られる仕組みですので、熱心に導いてくれます。本人について詳細にチェックされますが、企業との交渉はすべてお任せできるので安心感があります。さらにタイミングが合えば非公開求人の紹介もしてくれます。

SNS

自分をアピールするホームページやサイトを作れれば良いですが、時間とメンテが大変だと感じる方はSNSを利用して自分を売り込むことができます。ただし、インプレッション(ユーザーに表示される回数)を稼ぐまではそのSNSを使いこなさないと厳しい反面、拡散すれば仕事が増えていくでしょう。

営業に自信がなければエージェントを利用する

「単価相場や自分の市場価値がいまいち掴めない」
「自分のスキルで果たして仕事は見つかるのか」
「未経験ではないけれどまだ日が浅くて不安」
「どうやって売り込めばいいのかわからない」

これらのような不安を抱えているなら迷わずエージェントを利用しましょう。機会損失という言葉があるように、悩んでいる時間は案件競争でのハンデがあることを意味します。エージェントなら第三者目線で自分を見極めてくれます。できることとできないことをはっきりと伝えれば案件は必ず見つかります。

今後さらに需要が高まる可能性を秘めたネットワークエンジニアという仕事

ネットワークの技術は進歩していくばかりなのは目に見えています。特にクラウドは必須になってきますし、AIも群雄割拠の時代に突入しました。AIに関してはセキュリティ面の課題が山積みであり、ネットワークの融合となればネットワークエンジニアの仕事は需要が高まる一方でしょう。エンジニア全般に言えることですが、技術があれば単価の高い案件獲得が見込めます。

そして将来はジェネラリストとしてプロジェクトマネージメントや折衝を行なえる立場になりたいのか、スペシャリストとしてスキルに特化したやり方で技術を極める立場になりたいのかを見据えながら働いていくことが大切ですね。

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