【初心者向け】フリーランスになるには何から始めると良い?

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みなさんは普段、会社の人間関係に悩んでいる、独立して多くの人にサービスを提供してもっと稼ぎたい、もっと自由な時間の使い方をしたい、家事や育児をしながら空き時間に働きたいと思うことはありませんか。

興味はあるけれど、何から始めれば良いのか分からない不安で一歩を踏み出すことを躊躇っている方もおられるかもしれませんね。

そういった方向けに行動を起こすきっかけ作りができるように、フリーランスになるために必要なことを紹介します!

フリーランスって何?

フリーランスとは、企業や団体、組織に所属せず、個人で案件ごとに契約を結ぶ働き方のことを指します。

似たような言葉に、「個人事業主」という言葉もあります。個人事業主とは、法人を設立せずに個人で事業を営む人を指します。

ポイントは「法人ではない」こと。事務所や店舗を構えて、従業員がいても、法人を設立していない場合は、個人事業主となります。

例を挙げるとすれば、店舗を経営する個人事業主をフリーランスとは呼びませんが、一人会社を立ち上げて活動している人はフリーランスに該当します。

ここでは、「フリーランス=個人事業主」ではないということを押さえてもらえれば十分だと思います。

フリーランスになるために必要な準備

個人で仕事を始めていくためには事前準備が必要です。ここからはフリーランスになるために必要な準備について解説していきます。

1.自分が歩みたいキャリアプランを考えてスキルアップのために行動しよう!

まずは、自分がこれからどんな仕事をしていきたいかを考えて決めていく必要があります。この記事の後半でも解説しますが、フリーランスで稼ぎやすい仕事というのは存在します。ただ、自分の現状のスキルやどんな知識が必要なのかによって、準備内容が変わってきますので、どれくらいの収入を得られるか、準備期間はどれくらいかけるのかを考えましょう。

キャリアプランが定まったらスキルアップを始めます。例えばWEBライターに必要なスキルは「ライティングスキル」「PCスキル」です。とっかかりとしては本を読んで、実際に文章を書いてみるのがおすすめです。ブログなどを立ち上げれば記事を書く練習にもなりますし、ポートフォリオ(自分の実績の紹介)作成にも役立ちます。大きい目標を超えようとするのではなく、小さいところから行動を起こしていくことがポイントです。

2.クレジットカードの契約し仕事用口座を開設!

現在、どこかの組織に所属しており副業で仕事をとろうとしている人はクレジットカードを持っている人が多いかもしれません。会社から独立を考えている人は、その前にクレジットカードを契約しておいた方が良いです。フリーランスは収入が最初は安定しづらい面があります。また、仕事用口座を開設しましょう。

フリーランスの始め方を解説!

健康保険と年金の切り替えをしよう。

会社員を辞めてフリーランスになる場合は、会社の健康保険から国民健康保険に切り替える必要があります。厚生年金から国民年金への切り替え手続きも済ませることが大切です。

開業届の提出

開業届は、開業したことを税務署に申告するための届出のことです。事業を開始して1か月以内に税務署へ提出するように定められています。罰則はないため、必須ではないですが、フリーランスになったら「開業届」を税務署に提出すると青色申告が利用可能になり、メリットもあるため、届出をするようにしましょう。

必要書類をそろえる

請求書や見積書

クラウドワークスやランサーズなどで仕事を受注する場合には、請求書を作成する機会が少ないかもしれませんが、自分で直接営業をしたり、SNS等で仕事を受注する際には、書類のひな形や管理するファイルも作っておくとクライアントとのトラブル回避につながるため便利です。

青色申告承認申請書

フリーランスになると、確定申告が必要です。確定申告には白色申告と青色申告があります。青色申告を利用すると、特別控除として最大65万円の控除が受けられるため節税になります。白色申告と比べるとやや煩雑に思うかもしれませんが、大きなメリットです。青色申告を希望する場合には「青色申告承認申請書」を用意しましょう。開業届と一緒に出しておくと手間が省けますよ。

 個人事業の開廃業提出届は、個人事業の開業を税務署に申告する書類です。国税庁のホームページから開業届の書式をダウンロードできますので参考にしてみてください。

国民年金・国民健康保険に加入する

 フリーランスとして仕事を始めるときには国民年金と国民健康保険に加入することになります。手続きに必要なものは年金手帳、印鑑、離職簿です。また、マイナンバーカードがあるとスムーズに手続きが可能です。手続きは各自治体の担当課で行うことになっているため、連絡して確認してみましょう。

初心者におすすめのフリーランスの職種

 以下、初心者におすすめなフリーランスの職種をご紹介します。

プログラミング

 専門のプログラミング言語を用いて、サービスのシステム開発や運用などを行う仕事です。クラウドワークスでも高単価な仕事が発注されており、中には1件数十万円の仕事もあります。ただし、その分HTMLやCSSなどの基本的な知識をはじめとして学ぶべきことがたくさんあります。そのため、副業で稼ぐといったレベルになるためには3か月から半年くらいかかることは覚悟が必要です。

 プログラミングは専門的な知識が必要ですがスキルが身につけば月収100万以上も目指せる分野になっています。これからエンジニアへの転職を目指したい人はぜひ始めてみましょう。

WEBデザイナー

 クライアントから依頼されたwebサイトのデザインや設計、コーディングなどを行います。デザインソフトを使いこなすスキルとデザインの基本知識が必要になります。そのため、最初は独学もしくはスクールに通うなどスキルを取得するために時間がかかるので、最初の仕事の受注をするまでに少し時間を要します。

 ただし、デザイナーは実績を積むと需要が高い職種であるため、単価も上がり将来的には安定した仕事をすることができます。初期費用としては、ハイスペックなパソコンが必要になるため、初期投資が数十万円かかります。

WEBライター

 雑誌や書籍、webサイトなどに記事を掲載するための取材や制作を行う職種です。私も普段はこの仕事をしています。出版社やWebサイト運営会社から依頼を受け、記事の執筆を担います。文字単価で0.5円から1円くらいからスタートするのが相場で、最初の単価は低めですが、専門性の高い記事を執筆したり、検索上位を狙うSEO知識があると高単価の案件を受注できるようになります。 

まとめ

 この記事ではフリーランスになって稼げるようになりたい人に向けて準備の始め方を解説しました。フリーランスになることに不安がある方もたくさんいると思います。でも、一歩ずつ進んでいけば大丈夫です。適切な準備をして少しずつ素敵な人生にしていくために行動を起こしていきましょう。

投稿者プロフィール

松田勇
私は10年以上にわたり、デザイナーとしてのキャリアを積んできたフリーランスデザイナーです。デザインの魔法に魅了され、クリエイティブなアイデアを実現することが私の情熱です。
さまざまなデザインプロジェクトに携わり、ロゴ、ウェブ、印刷物、パッケージなど、多岐にわたる分野での経験を積んでいます。美しさと実用性を融合させ、クライアントのビジョンを実現するお手伝いを心から楽しんでいます。
クライアントとの協力を大切にし、オープンなコミュニケーションを通じて共にプロジェクトを築き上げます。納期を守り、高品質な成果物を提供することをお約束します。
私のデザインはビジネスに魅力を与え、ブランドを輝かせます。クリエイティブなアプローチと柔軟性を大切にし、クライアントの期待をいつも超えることを目指しています。一緒に素晴らしいプロジェクトを実現しましょう。

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