フリーランスの平均年収はどのくらい?会社員より稼ぐ方法や業界別の相場、WEB系のお仕事を中心に解説します

How

新型コロナウィルスの影響もあり、働き方を見直している人は多いのではないでしょうか。

特に会社勤めの方の場合、縛られずに働けるフリーランスの仕事に興味を持っている人は多いです。

このような疑問を持っている人は多いです。

フリーランスではハードルが高いので、まずは副業という形でスタートを考えている人も多いかもしれません。

そこで今回は、フリーランスの年収の相場や収入を増やすためのコツなど、知っておきたいポイントについて紹介します。

会社員として働き続けることに不安を感じている方や、現在の職場での給料や人間関係に不満がある方は、情報収集もかねてぜひ最後までチェックしてみてください。

フリーランスの平均年収は会社員よりも高いのか?

フリーランスは働き方が自由というメリットがある反面、低収入というイメージが強いと感じる人は多いです。

実際に、会社員の収入を上回っているのでしょうか。

平均年収

フリーランス全体の年収相場は、350万円程度になります。就業時間が月140時間未満のフリーランスの場合、年収が200万未満と決して収入が高いとは言えません。

一方で、月140時間以上だと年収400万以上の収入を得ているケースが多いです。割合は低いですが、1,000万以上稼いでいる人もいらっしゃいます。

この結果だけで比較してみると、フリーランスの収入は会社員に比べて低い傾向にあることが分かるでしょう。しかし、フリーランスと一括りにしてしまっていますが、働き方や業種、仕事内容はさまざまで、時給が安定しないため、いかに効率よく成果を出せるかどうかが肝になります。

独立系と副業系

会社員と同様、フリーランスにも業界や職種、働き方が異なるため、条件によって収入にも大きな差が生まれます。

一昔前は、フリーランスといえば特定の会社との雇用関係がなく、独立しているフリーランスが多く存在しました。

しかし最近では、本業とは別に副業として収入を得ているフリーランス形態が存在します。

特定の会社の社員として働きながら、本業とは別に仕事を請け負い、本業の就業時間以外に働いているのです。年収の差が生じているのは、この働き方の違いが影響しているといえます。

https://cyvate.jp/magazine/how/article-139/

業界別フリーランスの平均年収

それでは、具体的にどんな職種がどれくらい稼げているのか、詳しくチェックしていきましょう。

エンジニアは稼ぎやすい

高単価な収入を得られるフリーランスとして、システムエンジニアやプログラマーをイメージされることが多いのではないでしょうか。

エンジニアはIT系職種にくくられていますが、実務経験があればフリーランスとして独立がしやすい職種です。ITエンジニアとしての経験を積むことで、ITコンサルタントなどの上位職種にキャリアアップが狙え、ライターやデザインなどの業界に比べ高い報酬を得ることができます。高収入を得ているフリーランスの中には、1,000万円以上の年収を得ている人も存在します。

ウェブデザイナー

WEBデザイン講座の広告などをよく見かけるウェブデザイナーですが、専門知識を身に付ける分、エンジニアには劣りますが単価は高い傾向にあります。

行っている仕事はWebサイトのデザインです。例えば、バナーやロゴ制作の単価は5,000〜10万円といわれており、ランディングページ制作の場合には5万〜10万円など、請け負う内容によって幅があります。とはいえ、実務経験1〜2年のフリーランスWebデザイナーは、年収が200〜300万円に満たないこともよくあるため、安定した年収を稼ぐまでに時間がかかる可能性があります。

イラストレーター

イラストレーターとは、紙媒体やWeb、ソーシャルゲームなどで使われるイラストを描くお仕事です。単価は依頼される仕事にもよりますが、相場として、10×10cmのモノクロの場合3,000〜5,000円、カラーの場合には5,000〜1万円というケースが多いです。会社に勤めるイラストレーターの場合、イラストレーターとは別に営業が仕事を獲得してくれますが、フリーランスのイラストレーターの場合は、自分自身で営業を行う必要があります。うまくいけば、年収は300〜500万円を目指すことができます。

WEBライター

WEBライターとは、web上に掲載する記事を執筆する人のことです。クライアントから依頼されたキーワードを元に、多くの人に読んでもらえるような記事を執筆します。パソコンとタイピングができれば始めることができるため、副業としてやっている人も多いです。クラウドソーシングサイトを利用したり、企業と直接業務委託契約をするなど、働き方はさまざまです。相場ですが、文字単価での契約が多く、2,000字の記事で1,000〜5,000円、専門性が高く知識が問われる場合には5,000〜2万円などピンキリです。こちらも営業や人脈が必要となりますが、年収は300〜400万円程度といわれています。

映像制作

youtubeが登場したことで、注目を浴びている映像制作ですが、動画のジャンルや長さ、企画を行うのか編集をするのかなど、依頼内容も幅広く、請け負う内容によって単価が異なります。誰にでもできる簡単な仕事の場合には、1本3,000円程度ですが、高い技術を求められる場合には、1本30万円以上の高単価の案件まで存在します。年収で180万〜360万円程度となります。

https://cyvate.jp/magazine/how/article-131/

フリーランスで年収1000万円以上を稼ぐ方法

会社に縛られずフリーランスとして働くことに魅力を感じている人も多いかと思いますが、収入をアップするためにすべきことがあります。

ここではいくつかのコツを紹介します。

労働時間を増やす

簡単に始められることとして、単純に働く時間を増やすことです。副業として働いている場合には、本業の仕事が落ち着き次第、副業の時間を確保します。

しかし、おすすめできないのが睡眠時間を削ることです。

収入を上げたいが故、やりがちな方法ですが本業にも支障をきたしてしまう可能性があります。効率よく副業の時間を確保するためには、生活習慣を見直して、副業に充てる時間を増やせないか考えることをおすすめします。youtubeを見ている時間を減らしたり、家事を家電に任せるのもいいのではないでしょうか。

単価が高い仕事を獲得する

当たり前ですが、同じ労働時間でも、時給単価が高い仕事を獲得できれば、効率よく収入をUPすることができます。フリーランス1年目などは、仕事に慣れることを優先するため、低単価の仕事も行いますが、いつまでも低単価の仕事を続けていても効率よく収入を上げていくのは現実的ではありません。仕事の流れが分かったら、単価が高い仕事にも積極的にチャレンジしてみましょう。

スキルを身につける

満足いく報酬を得るためには、専門性を身につけておくのもおすすめです。必要に応じて、資格を習得したり、講座を受けるなど、自分のスキルを磨きましょう。知識を身に付けて、応用できるようになれば、能力を認めてもらい交渉によっては単価を上げてもらえる可能性があります。

信頼や人脈を積み重ねる

フリーランスになる前に働いていた時の繋がりや、フリーランス同士の交流を大切にすることで、報酬のいい仕事に出逢える可能性があります。

どうしてもクラウドソーシングに頼ってしまいますが、TwitterなどのSNSやクライアントから紹介された仕事の方が手数料もなく、報酬が高い傾向にあります。信頼を積み重ねて、別の仕事もお願いしたくなるような関係を築きましょう。

https://cyvate.jp/magazine/what/article-157/

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、フリーランスの年収の相場や収入を増やすためのコツなど、知っておきたいポイントについて紹介してきました。職種別の年収はもちろんのこと、フリーランスの相場を分かっていただけたのではないでしょうか。先でも紹介したように、会社員と比べて、フリーランスは収入が低い傾向にあります。しかし、会社に縛られず自分の好きなペースで働ける環境や、自分のスキルを評価してもらえやすいフリーランスはやはり働き方として魅力に感じられたかと思います。フリーランスの中には、1,000万以上など高い収入を得ている人もいるため、会社員よりも稼ぐ方法を試しながら、満足いく収入を目指すのもいいのではないでしょうか。ぜひ参考にしてみてください。

投稿者プロフィール

松田勇
私は10年以上にわたり、デザイナーとしてのキャリアを積んできたフリーランスデザイナーです。デザインの魔法に魅了され、クリエイティブなアイデアを実現することが私の情熱です。
さまざまなデザインプロジェクトに携わり、ロゴ、ウェブ、印刷物、パッケージなど、多岐にわたる分野での経験を積んでいます。美しさと実用性を融合させ、クライアントのビジョンを実現するお手伝いを心から楽しんでいます。
クライアントとの協力を大切にし、オープンなコミュニケーションを通じて共にプロジェクトを築き上げます。納期を守り、高品質な成果物を提供することをお約束します。
私のデザインはビジネスに魅力を与え、ブランドを輝かせます。クリエイティブなアプローチと柔軟性を大切にし、クライアントの期待をいつも超えることを目指しています。一緒に素晴らしいプロジェクトを実現しましょう。

関連記事一覧

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP