フリーランスは儲かる!?おすすめの業種や仕事の進め方などをご紹介します!

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近年フリーランスとして働く人が増えています。

収入が不安定、会社の保障が受けられないというネガティブな印象が強いという方もいらっしゃるかもしれませんが、フリーランスとしての仕事が軌道に乗れば、安定した収入を得ることができ、また会社員として働くよりも高収入が期待できます。

フリーランスとして儲けるためには、どのようなコツが必要なのでしょうか?

フリーランスは儲かるのか

フリーランスと言えば自由な働き方ができるという一方で、収入が安定しないという印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

実際に会社員に比べると個人事業主であるフリーランスは収入が安定せずに、保障もなく不安定であるというのは事実であると言えるでしょう。

しかしながら、高額案件などを獲得したり、案件をこなせばこなした分だけ収入を得ることができ、若かったり経験が浅くても、会社員以上の高額収入を得ることができるというのは魅力であると言えるでしょう。

働き方や実績次第とはなりますが、フリーランスとして成功することができれば、年収数千万を稼ぐことができるようにもなり得るのです。

フリーランスと会社員の違いは

ここで、改めてフリーランスと会社員の違いについて比較していきましょう。

1,収入

フリーランスの場合、案件1件ごとに報酬が得られるという形であり、完全出来高制と言えます。月によっては、案件が多く獲得でき高収入を手に入れられる時もあれば、仕事が不足していて収入が少ない時など、固定収入がないというのが不安定と言われる要因です。

一方、会社員の場合には、基本給があり毎月決めった給料日に一定額の決まった収入があります。会社の売り上げなどが上がった場合、ボーナスに色がつくという場合などがあったとしても、ダイレクトに収入に反映されるということはありません。

2,各種保険

フリーランスの場合、雇用保険や労災保険に加入することができません。

一方で、会社員の場合には、両方に加入することができるので、退職した場合に失業保険が受けられたり、就業中の事故などの際には労災として補償を受けることができます。

3,働き方

近年は、コロナの影響で会社員であっても在宅勤務を取り入れている企業も増えてはいますが、基本的には会社員は決まった時間にオフィスに出向いて仕事をするというスタイルになります。

一方で、フリーランスの場合には、期間内に業務を完了しさえすれば、好きな時間に好きな場所で仕事を進めることができます。

4,人間関係

会社員の場合、同じオフィスで顔を合わせてチームとなって仕事をこなしたり会議で議論を交わすという機会があります。

一方、フリーランスの場合は、基本的には個々での仕事をこなしていくことになります。

そのため、人間関係を構築するという機会も少なく、自分のペースで働くことができるというメリットの一方で孤独感を感じてしまう原因ともなってしまうかもしれません。

フリーランスで儲かるには

続いては、フリーランスとして働くうえでより稼ぐためにはどのような工夫が必要であるのかについてご紹介していきましょう。

1,仕事に関する知識を身に付ける

たとえば、ライターとして働くのであればSEOに関する知識、ITエンジニアとして働く場合にもプログラミングの他にWebデザインのスキルを身に付けておくなど、仕事に関する幅広い知識を身に付けておくことで、より多くの仕事を任されることとなりそれが収入増につながります。

2,コミュニケーション力を発揮し信頼関係を構築する

フリーランスの場合、日々顔を合わせて仕事をする会社員と比べると、どうしてもコミュニケーション不足となってしまいがちです。

そういった穴を埋めるためには、より積極的にコミュニケーションを取っていくようにし、直接顔を合わせなくとも円滑に仕事を進めていくように信頼関係を構築していくことが求められます。

3、スキルを磨く

フリーランスで働いている限り、会社員として安定した収入が得られない可能性があります。そのため、仕事を獲得できるよう、自らをアピールできるようにスキルを身に付けておくことが大切です。

例えばプログラマーであれば、言語の理解、ライターであれば実績など、資格やポートフォリオを見て、クライアントは仕事を依頼するかどうか判断します。スキルを磨くことで他者との差別化を図り、場合によっては案件単価UPも期待できるでしょう。

4、エージェントを利用する

フリーランスで今後活動していく場合には、フリーランス専用エージェントを利用して稼いでいくのもおすすめです。エージェントとは、フリーランスが希望する条件やスキルを案件と照らし合わせ、条件が合う案件や仕事を紹介してくれるサービスのことをいいます。

自分で案件を獲得したり、営業をして仕事を探しに行かなくてはいけないという手間を省きたい方には、エージェントを利用することで問題を解決できるでしょう。また、クラウドソーシングなどで仕事を探す人が多くいますが、例えお仕事を獲得できたとしても、単発案件が多く、継続した仕事に繋げられないことが大半です。少しでも安定した収入を確保するためにも、仕事探しはエージェントに任せている人も多いです。実際に、エージェントが紹介する案件は、クライアントと契約を交わし、決められた期間で様々なプロジェクト案件に携われる傾向があります。フリーランスとしても実績をつめるだけでなく、様々な人と関われるのでメリットは大きいです。

さらにエージェントによっては、面倒な確定申告を代行してくれるサービスが用意されていたり、個人では獲得しにくい大型のプロジェクトや非公開の高単価案件を提案してくれるので、ぜひ利用してみてください。

フリーランスが儲かる業種は?

次に、フリーランスとして仕事をする場合に儲かりやすい、稼ぎやすい業種をご紹介していきます。

1,プログラマー

働き方を問わずに高い収入を得やすい業種であるプログラマーですが、フリーランスの場合には、プログラマーのニーズも高く、案件ごとの報酬が高いケースが多いことから高収入を得ることができる業種だとされています。

一方で、実績やスキルによって収入に差が出るのも特徴的といえます。扱える言語やポートフォリオを充実していれば、月単価40〜60万円程度の収入が見込めます。年収単位にすると、480万〜720万円程度が相場となります。

しかし、フリーランス初年度やフリーランスの経験年数が1年未満の頃は年収額が低くなる傾向があります。誰もが請け負えるレベルの案件の場合、当然ですが高い報酬は期待できません。さらに、スキルがあったとしても、常に高単価案件をクライアントから継続してもええるかも分かりません。最初から高収入を得られる可能性が低く、安定した高収入をキープするのは難しいことは理解しておきましょう。

2,webデザイナー

フリーランスに人気の業種でもあるwebデザイナーは、未経験であっても挑戦することのできる分野です。プログラマー同様に、ニーズが高いことから案件を探しやすいということも魅力であると言えるでしょう。

実績を積んでいくことで、高単価が期待できます。

気になるフリーランスのwebデザイナー平均年収は、300〜400万円程度です。これは、正社員で勤めているWebデザイナーの平均年収とあまり変わりない結果となっています。

とはいえ、フリーランスの中には年収が600万円以上の方も4割程度おり、10%前後のフリーランスWebデザイナーは年収1000万円以上である人もいます。なかなか会社に属しているとこの年収は目指しにくいため、より高収入を求めたい方はフリーランスの道を検討してみるのもいいでしょう。

3,ライター

フリーランスとして仕事をするにあたって、未経験であっても始めやすい分野ナンバーワンと言っても過言ではないライターは、初めは小さな案件からであっても、コツコツ経験と実績を積んでいくことで高収入が期待できる業種です。

分野は非常に幅広く、また形態もwebコンテンツやエッセイ、コラムなどさまざまとなっています。

フリーランスライターの気になる年収ですが、全体の約30%が平均年収200万円〜300万円程度とされています。副業としてライターをしている人が多く、平均年収が低い傾向にあります。

さらに未経験でも始められる分、案件の単価が低いことが多く、クラウドソーシングサイトでの平均単価は1文字1.0円、1記事3000円が相場とされています。初心者向けの案件ではスキルがなくても書ける記事が多く、1文字0.1円〜0.5円以下という案件もあります。ライターの記事内容によっては、インタビューやリライト執筆など、1つの記事で1万円以上を獲得できるものもあります。

同じ時間をかけても、報酬が大きく変わってくるため、まずは仕事の流れを把握したり、経験を積むことが大切ですが、相場である1文字1.0円の仕事を目標に執筆を続けましょう。1.5円、2.0円と高単価収入を目指したい場合にはSEOの知識をつけて、クライアントの期待に応えられる記事を作り上げていくことが求められます。

4,webマーケター

マーケティングの知識を生かして、企業のマーケティングに関わる仕事であるマーケターは、SEO、SNS、広告運用など分野は多岐に渡ります。

専門的な知識を必要とし、また企業の売り上げに関わってくる重要な部分を担うために、仕事ごとの単価は高くなっています。

フリーランスWebマーケターの気になる年収ですが、約300〜400万円が相場とされています。正社員として勤めるWebマーケターと年収はさほど変わらないでしょう。

フリーランスの案件の特徴として、クライアントから請け負うプロジェクトの規模やクライアントが設定した予算によって、収入に大きな差が出ます。月に請け負った案件数なども、最終的な収入に繋がっていくため、単価を取るのか案件数を取るのか、バランスを見ながら仕事を請け負うことが大切です。

一方で、フリーランスWebマーケターの中には、年収1000万円以上を稼いでいる人もいます。やはり、経験やポートフォリオ、需要に応じた対応をできる人がハイパフォーマーとして活躍している分野といえます。

案件単価については、クライアントから任されるプロジェクトによって変動しますが、50万〜90万円前後とされています。しかし、未経験の場合には任せてもらえる仕事が少なく、月に20万円程度しか稼げないこともあるので、焦らず中長期的に年収をアップしていくことを目指しましょう。

5,ユーチューバー、動画編集者

誰でも手軽に始められるYouTubeは、登録者数及び視聴回数が増えるほど多くの収入を得ることができます。1発当たればがっぽり稼ぐことができるチャンスがあります。

無名であっても、最新のニュースや情報をキャッチして動画を作成していけば、有名になるチャンスがあるユーチューバーは夢のある仕事であると言えるでしょう。

ユーチューバーを裏方として支える動画編集者に関しても、YouTubeのニーズが一定数ある限り安定した需要がある業種だといえます。

フリーランスのYouTuberの収入源は広告収入となります。広告収入における再生単価は、扱っているジャンルやチャンネルの登録者数によって変動があります。大抵のYouTuberは、1再生あたり0.1円〜0.5が相場とされており、気になる年収ですが、専業の場合には平均年収800万円とされています。

チャンネル登録者数が多く、影響力があるYouTuberの場合には、月収入100万、年収1000万円を超えるケースもあります。高い収入を得ているフリーランスのYouTuberは、再生数に応じて稼げる広告収入以外でも報酬を得ていることが多いです。例えば、LIVE中に獲得できるスーパーチャットやYouTubeチャンネルメンバーシップ、チャンネル専用のグッズ販売や企業案件などでも収入を得ることができます。

高収入で夢のある職業ですが、ある程度チャンネル登録者数を獲得できないと、広告収入を得ることができません。最初は評価や再生回数が伸び悩み、頭を抱えてしまうかもしれませんが、自身の市場価値や動画編集スキルを身に付けて、ニーズがある動画を生み出すことで、人気クリエイターとして注目されていくかもしれません。

5,コンサルタント

フリーランスのコンサルタントは、担当する分野や領域によって様々ですが、システムやツールを理解して業務改善のための提案を行うのが主な仕事になります。コンサルティングの種類には、ITや戦略、財務会計、Web、M&A、人事などが挙げられます。

クラインアントは、コンサルタントに社内に新しい知見を持ち込む存在として期待していることが多いです。即戦力と俯瞰した視点で課題を探っていかなければならないため、求められる能力は高いといえます。

フリーランスコンサルタントの気になる年収ですが、月額50万〜120万円で年収600万〜1000万以上稼いでいるプレイヤーも多いです。専門性が求められる職種だからこそ、報酬にも影響を与えているといえます。

仕事を継続でもらえるフリーランスとは

高い案件を1本とっても、その後継続して仕事を続けていかなければ高収入にはなりません。

フリーランスとして一定の安定した収入を確保するには、仕事を継続して受けることが重要になります。

それでは、どのような人が継続して仕事を受けることができるのでしょうか?

1,報連相を怠らない

仕事を進めるにあたって、進捗状況の報告や何か疑問や改善点などがあった場合には、報連相を怠らずに都度コミュニケーションを取ることを心がけましょう。

フリーランスとして働く際に、企業側から何日も音沙汰がないことがあったら、どう思うでしょうか?不安を感じたり、不信感につながってしまうでしょう。これは逆もしかりです。

こちらからの連絡や報告が遅くなったら、企業側も同様に感じるものです。

仕事は1から100まで自分一人でこなすものではありません、たとえ顔が見えない関係であっても企業の仕事を受けて進めていくのですから、報連相は確実におこなっていきましょう。

2,納品期日を守る

案件の納品期日を守ることは最低限のルールです。

フリーランスとして仕事をしている場合には、複数案件を同時に抱えている場合もあるでしょう。

特にそういったときには、優先順位を付けて案件をこなしていく必要があります。

納期、仕事のボリューム、自分の得意な分野かどうかなどを見極めて、すべて期日以内に完成させられるように効率的に業務を進めていくというのもフリーランスとして働くうえでの重要なスキルとなります。

まとめ

フリーランスとして働くことは、業種によっては未経験であっても始めることができ、決して敷居が高いというものではありません。

しかしながら、継続してしっかり儲けるとなれば、きちんとした知識や技術、そしてフリーランスとしての心得が必要となります。

今回の記事を参考にして、収入増につなげてください。

投稿者プロフィール

sayakyame
現在小学生から幼稚園まで3児の男児子育て真っ最中の主婦です。
3年程前よりライターの仕事を始め、さまざまな分野の執筆を進めています。
前職では人事採用担当の仕事をおこなっており、採用関係や自身の育児や出産にまつわる記事に関しては、実体験をもとに執筆を進めていくことが可能です。

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