未経験でもフリーランスエンジニアになりたい!活躍するために必要なステップやおすすめの求人サイトを紹介

How

フリーランスエンジニアに憧れがあるしチャレンジもしたいけれど、いざ行動しようとしたとき、このような感情を抱いたことはありませんか?

「未経験だから自信がない」

「そもそも未経験でも仕事はできるのか」

身構えてしまって、なかなか一歩が踏み出せないのは仕方がありません。けれども考えてみてください。誰しも最初は未経験です。では未経験の状態からどうやって初心者マークを外していくのでしょうか。そもそもエンジニアは何をするのかいまいちよくわかっていない方も、この記事を読めば何をすべきか道筋がわかるようになります。フリーランスに特化したオススメ求人サイトも紹介しています!

目次

未経験でもフリーランスのエンジニアになれる?

もちろん未経験でもなれますが、厳しい面もあります。仕事を依頼する側になってみましょう。お金を払うわけですからプロに頼みたいと考えるのは当然のことです。覚えておきたいのは、フリーランスになれることとフリーランスでやっていけることは別だということです。

そうなると、案件が獲得できないのではないかと不安になりますよね。安心してください。今では未経験でも問題ない案件はたくさんあります。もちろん、経験者に比べて報酬は低くなりますが、まずは一件目を自分で獲得することが重要です。自分の力量に合った案件を選んでいけば問題ありません。

勘違いしてはいけないのが経験年数ではなく案件数。つまり、どれだけ従事していたかということです。慣れるまでに半年から1年は要すると思いますが、経験を積むためには最低限の時間は当然必要であることを補足しておきます。

未経験がOKな理由

ではなぜ未経験でも問題ないのか、エンジニア事情や背景と共にその理由を説明します。

①エンジニア不足はいつの時代も起きている

ITの技術が急速に進化を遂げている中、エンジニアは不足しています。経済産業省によると2030年までにITエンジニアが最大で79万人不足すると言われています。仕事全般に言えることですが、新しいことをやるには今やっていることを次の世代へ引き継いでいかなければなりません。特に最先端をいくエンジニアは遅れをとるまいという意識が高く、技術のスピードが上がれば上がるほど先輩エンジニアが手放す仕事は多くなります。未経験エンジニアはそれらの仕事を拾うチャンスであり、どんどんチャレンジできる立場にあるのです。技術のスピードは上がっていますが、企業は採用が追い付かず、エンジニアが不足しているのが現状です。

②ハードウェアよりソフトウェア

エンジニアにもハードウェアが得意な人とソフトウェアが得意な人がいます。実際のところハードウェアが得意な人は重宝されます。そのためハードウェアのエンジニアを目指したほうがより有利ではありますが、残念ながらハードウェアの知識を身につけることはソフトウェアの知識を身につけるより難易度は高めです。そして間違いなく実務経験や現場経験が必須になります。

対してソフトウェアの場合はいつでもどこでも独学でできますし、未経験でも案件を獲得しやすく、ハードではなくソフトで対応する時代になっているのも追い風です。したがって、未経験でエンジニアを目指すのであれば、裾野の広いソフトウェアエンジニアをオススメします。

③クラウドソーシングサービスの発達

クラウドソーシングサービスとは発注者と受注者をつなぐ言わば仲介役です。発注者はタスクのような細かい仕事からプロジェクトのような大きな仕事までインターネット上で募集をかけます。その場所がクラウドソーシング運営会社が提供するプラットフォームです。発注から納品、報酬の支払いまでオンラインで完結できるためスムーズに仕事をができます。有名なクラウドソーシングサービスは以下のとおりです。

  • ✔︎クラウドワークス
  • ✔︎ランサーズ
  • ✔︎ココナラ

クラウドソーシングサービスの発達により、発注者は仕事を発注しやすく、受注者は必死に営業をかけなくても簡単に受注しやすい環境が出来上がっているのです。したがって未経験で営業力がなくても仕事を獲得できるチャンスがあります。

どんなエンジニアがいるの?

エンジニアは一言では表しきれず、業種によって様々なエンジニアが存在します。ここでは代表的な業種を紹介します。

システムエンジニア

顧客の要望をシステムに落とし込む設計の仕事とプログラマーが仕上げたプログラムがその要望や設計どおりにつくられているかを確認する仕事です。どちらかと言うと上流の仕事になり、責任感が伴う分やりがいもあります。

プログラマー ★オススメ

システムエンジニアが設計した仕様を元に指定のプログラミング言語でプログラムを書く仕事です。これをコーディングと言いますが、形にして息を吹き込むことが仕事であり、正しく動作したときの達成感はひとしおでしょう。

フロントエンドエンジニア ★オススメ

Web開発においてWebデザイナーが設計したデザインを元に形に起こす仕事です。コーディングするという点でプログラマーと同じですが、見た目のデザイン寄りの仕事になります。例えば、WordPressによるホームページの構築などもこれにあたります。見た目で成果がわかりやすい仕事として未経験の方向けと言えます。

アプリケーションエンジニア

どの分野の開発でも活躍できる将来性のある職種のひとつです。スマホアプリ、Webアプリ、組み込みアプリなどがあります。様々なプログラミング言語、セキュリティネットワーク、インフラなど幅広い知識を持っていることが望ましいです。

インフラエンジニア

IT分野の基盤となるサーバー(クラウドも含む)やネットワークの設計から運用保守までを担う幅の広い仕事です。さらにネットワーク系とセキュリティ系に分かれて仕事をすることもあります。ハードウェア寄りの仕事も含まれます。

データサイエンティスト

いわゆるビッグデータを扱う仕事です。データの分析をし課題解決をする仕事です。しいては企業戦略にも関われるチャンスもあります。ただし難易度は高めと言えます。

未経験フリーランスエンジニアに必要なスキル

どんなエンジニアを目指すのか今一度再確認できたら、自分を売り込む営業力を身につけましょう。「できることとできないことをはっきりさせておくこと」が重要です。おのずと自分の市場価値はどの程度なのかがわかるようになるでしょう。いずれ初心者マークが外れたときに、発注者と単価交渉も行なわなければいけない場面も出てきます。仕事は常に対人関係によって成り立っているということを忘れてはいけません。そして一人で何でもこなさなければならず、例えば収支の管理や納税などエンジニアの仕事以外にも事務作業のスキルが必要です。

プログラミングの言語

未経験のフリーランスエンジニアの場合には、プログラミングの言語を身につける必要があります。とはいえ、プログラミングの言語は数多くあり、案件によって求められる言語スキルが異なるのが特徴的です。例えば、Webエンジニアの場合にはPHPやRubyなど、幅広い案件に対応できそうなプログラミング言語から手をつけるのがいいでしょう。フリーランスエンジニアとして、どんな案件を希望するのか職種をある程度絞り、案件に対して必要な言語から学んでいくのが効率的です。そのためには事前に情報収集と整理をして、優先順位をつけて習得を目指しましょう。

ITインフラの知識

ITインフラとは、ITの基盤となるネットワークやサーバー、ストレージなどの設備や構造物のことを指します。言語とはまた違う分野になりますが、ITインフラの知識を持ち合わせたフリーランスエンジニアの方が、企業からのニーズに答えられるでしょう。

業務内容の観点からも、活かせることが多く、サーバー系のエンジニアやネットワーク系のエンジニア、データベースエンジニアなどは特に高度なインフラの知識が必須といえます。専門性が高く、製品や技術の知見を幅広く持ったフリーランスエンジニアはより高単価な案件を獲得しやすい傾向にあります。

コミュニケーション能力

未経験問わず求められるのがコミュニケーション能力です。会社員とは違い、フリーランスエンジニアは1人で案件を獲得するために自分をアピールしたり、業務を円滑に進めるために取引先とコミュニケーションをとる必要があります。

効率よくプロジェクトを進めるために、クライアント先も自身も無駄なやりとりを省きたい思いがあるでしょう。認識の齟齬を発生させないように、クライアントが抱えている課題を傾聴・汲み取りながら、要点をまとめて伝えていきましょう。コミュニケーション能力が高ければ、クライアントから信頼を得て単価アップの交渉や納期についての調整相談などもできるため、伸ばしていく必要のあるスキルといえます。

自己管理する力

フリーランスエンジニアとして活躍し続けるためには、自己を管理する力も必要です。納期までに仕事を終えられれば、起きる時間や働く場所を自分の好きなように選択できるのは嬉しいポイントです。一方で、1日のスケジュールにばらつきが出やすく、忙しい日もあれば落ち着いた日があるなど、身体が日々の変化に対応できなくなってしまう可能性があります。

未経験のフリーランスエンジニアに求められる自己を管理する力として、体調面はもちろんのことキャパシティを超えない仕事量を調整するのも大切です。収入を安定させることは生活をしていくためには必要なことです。しかし、収入アップを求めすぎて、自分では無理な範囲の案件を引き受けてしまうと、体調不良に繋がったり一つ一つの案件の質が下がり、取引を継続してもらえないなど、悪循環に陥ってしまうでしょう。リフレッシュのためのプライベートの時間を作るなど、取引先と決めた納期に間に合うように余裕を持たせたスケジュール管理をしなければなりません。

優先順位をつけて仕事をこなし、決して無理のない自分のペースでコンスタントに成果を上げられる人が、クライアント先からの信頼度も上がります。結果的に高品質な成果物を提供できるフリーランスエンジニアとなれるでしょう。

事前の情報収集

フリーランスエンジニアの働き方に魅力を感じることとして、リモートワークが挙げられます。しかし、新型コロナウイルス感染症が落ち着いたこともあり、社会全体が会社に復帰する傾向にあり、フリーランス向けの案件であってもリモートワークが少なくなっている現状です。特に、上流工程とされるSEやプリセールス、コンサルなどは、クライアント先から直接のコミュニケーションを求められることもあり、出社となるケースもあります。業務を効率よく進めるためには、対面での活動について認識した方がよさそうです。

ただし、悪いことだけではありません。出社がある場合には、その分案件単価が高かったり案件数もアップするメリットもあります。未経験の場合には、まずはできそうな案件を見つけてどんどん自身をアピールしながら、経験を積むことを優先し、この働き方や職種について理解していった方がいいかもしれません。

未経験フリーランスエンジニアの言語別単価

未経験フリーランスとして活躍していくためには、案件や言語別の単価についても事前に情報を集めていくといいでしょう。やはり誰でも使える言語よりも、専門性が高い言語の方が高単価案件になる傾向にありますが、具体的な例をチェックしていきましょう。

Go言語

誰もが利用したことがあるGoogleが開発したプログラミング言語がGo言語です。すでに「YouTube」や「メルカリ」などでも開発に使用されており、注目を集めている言語の一つです。特徴として、処理速度が非常に速くエンジニアからも評価されています。利用しているユーザーが多いアプリや大規模なシステムの開発を予定している場合に、検討される為言語単価が高い傾向にあります。

将来性も高く、5Gの導入に伴いこれから導入していく企業も増加していく見込みです。

需要がある反面、経験のあるエンジニアが不足している現状です。逆に言えば、未経験フリーランスであっても狙い目の言語といえるでしょう。効率よく高単価案件を狙いたい方はぜひ調べてみてください。

しかし、案件数が他のプログラミング言語に比べるとまだまだ少ない傾向にあることは覚えておきましょう。歴史が浅いことや新しい言語を導入する場合には、コストや時間もかかり企業にとっては負担となります。案件の母数は少ないものの、今後の期待値を込めて、今から対応できるように勉強しておくのがいいのかもしれません。

Swift

続いてはiPhoneで有名なApple社が開発したプログラミング言語のSwiftです。特徴の一つには、スマホには欠かせないiOSアプリを作成するのに用いられていることが挙げられます。さらに、一度アプリ開発を行えば安定した需要があることや、アプリの開発や改修を行う上でスピード感を求められることがあり、よりエンジニアとしての求められるスキルが高いからこそ単価の案件が高い傾向にあります。

Ruby

日本で活躍されている技術者の1人、松本行弘氏が開発したプログラミング言語のRubyです。Rubyの中でも、Ruby on Railsと呼ばれているフレームワークがメジャーでコード記述がシンプルなのが特徴的です。メンテナンスに長けており、市場から人気の高い言語の一つといわれています。企業からの重要が高く、案件単価が高いのも嬉しいポイントです。ただし、現在ではRubyのようなシンプルなコードで記述ができる言語も多数登場しているため、持っておくと便利な言語と覚えておくといいでしょう。

Java

世界でもメジャーで案件の数でも1位、2位を争うのが1995年に誕生したプログラミング言語のJavaです。開発環境や動作環境に囚われず、汎用的に使用できるのが特徴的です。プログラミング言語の中でも歴史が長く、企業も好んで使用している傾向にあります。未経験フリーランスエンジニアの場合には、基本として学んでおいて損のないプログラミング言語といえるでしょう。

安定した需要があり、大企業など新しい言語を取り入れるのにコストや時間をかけてしまうリスクを考えると、まだまだ活躍していくプログラミング言語です。

未経験からフリーランスエンジニアに至るステップとは

エンジニアになるんだと決め込んで気合いを入れたはいいものの、何をどうすればいいのかわからない!そんなモヤモヤを解決して、初めての案件を獲得してみませんか?

ステップ1:業種を決める

前章で紹介した業種からなりたいエンジニアをイメージしましょう。未経験でも比較的入りやすいプログラマーやWebエンジニアはオススメできます。また、ほとんどの場合プログラミング言語が必要になります。ここではわかりやすくWebページを例にとって、主流のプログラミング言語を紹介します。

▶︎HTML

主に土台づくりのためのプログラミング言語です。具体的にはテキストに関する構造で、改行、太文字、色付け、下線、リンクなどがそれに当たりま​​す。もちろんHTMLだけでもWebページは作成可能ですが、デザイン性に乏しいものにしかなりません。

▶︎CSS

デザインに特化したプログラミング言語です。HTMLだけでは垢抜けなかったものも、CSSによって見違えるようなデザインに生まれ変わります。

▶︎PHP

さらにWebページには様々な動的機能が組み込まれていることが多いです。例えば、ダウンロードコンテンツ、SNS、検索機能、問い合わせフォーム、ショッピングカートなどよく見かけるアクションありきなサイトはほとんどPHPでできています。

▶︎WordPress

プログラミング言語ではありませんが、上記3つをパッケージングしたWebページ制作に特化したツールです。Webページを制作するにあたって使えるようになっておいたほうがよいでしょう。

ステップ2:スキルの習得

今一度、習得すべきスキルの再確認をしましょう。例えば紹介したプログラミング言語は独学でも可能ですが、スクールに通ったり、Web講座を受講すれば効率よく学べます。さらにメリットとしては「困った時に聞ける」「良い悪いをはっきり判断してくれる」ことにあります。間違ったやり方で覚えてしまうとあとで失敗するからです。環境が整っているWeb講座を3つ厳選しました。

✔︎Progate

✔︎Udemy

✔︎ドットインストール

ステップ3:経験者に教わる

「転職・就職」もありです。時間はかかってしまいますが、キャリアを築いていくためにプロの下について確実に経験を重ねていくことは大切です。そして、対面での応対をはじめ、問題が起きた時の報告・連絡・相談など基本的なビジネススキルも身につきます。転職にはエネルギーが必要ですが、未経験をカバーするひとつの方法としては有効なので実は近道にもなります。スクールなどで横のつながりができて師匠を見つけたらそれでもOKです。実際に成功した人、現役の人を真似て行動に移すことが大切です。

ステップ4:副業としてやってみる

現時点で本業の仕事がある人や家庭の事情によりフルタイムが難しい人は副業を試しましょう。紹介したクラウドソーシングサービスをフル活用し、実績をつくりましょう。学生ならアルバイトのひとつと捉えてみてはいかがでしょうか。自分で案件を獲得する練習に最適です。

ステップ5:フリーランスエージェントを使う

副業でいくつか案件をこなせるようになれば、それは立派な経歴に化けます。このような案件をやったとアピールでき、これをポートフォリオといいます。今では簡単な自分のホームページを作ってSNSに載せるというのが主流となっています。アピールができるようになれば、エンジニアに特化したフリーランスエージェントを使って案件を獲得できるようになります。

ステップ6:フリーランスエンジニアのコミュニティに入る

意外と忘れがちなのが案件をとって満足してしまうことです。フリーランスは組織に従属しない代わりに孤独であるのも事実です。スキル習得では「聞ける環境」が大切だと申し上げましたが、仕事をできるようになってからも横のつながりは大事です。常に最新の情報を得たり、失敗したことなども教えてもらえる人がいるのは大変助かります。SNSのコミュニティを使うのも良いですし、師匠がいるなら紹介してもらうのも良いでしょう。

未経験のフリーランスエンジニアにおすすめの求人サイト

継続して仕事がある状態をつくり出すためには案件数が多いエージェントに複数登録しておくことをオススメします。自分の力量とマッチする案件を少しでも多くするためです。そこで厳選した3つの求人サイトを簡単な特徴と共に紹介します。

✔︎レバテックフリーランス

 案件数約4000件

 高単価での高精度マッチング実績

 現場とのつながりが強いプロが常駐

 案件参画中も専門担当者がヒアリングしフォロー

✔︎ミッドワークス

 案件数約3000件

 非公開求人の案件数が全体の8割

 最短1日で案件が決まることもある質の高いコンサルティング力

 月額3万円の有料プラン

 ・交通費・勉強会・書籍費用の支給

 ・経理クラウドシステム利用料負担

 ・スポーツクラブなどの福利厚生

✔︎フューチャリズム

 案件数約3000件

 定評のある未経験者への丁寧なサポート

 5年で3000名の紹介実績

 優良企業、成長企業、直請けの豊富な独自案件

 東京・千葉・埼玉・神奈川エリア限定

まとめ

フリーランスエンジニアはプロ意識が高く常にスキルアップを目指したいという人にピッタリなスタイルです。年齢に関係なく、どんどんスキルを磨き自分の市場価値を上げていけるのが強みになります。無計画に飛び込むことだけはやめましょう。今の生活が成り立っているなら、まずはそれを維持しつつリスクは最小限に。高い報酬に目がいきがちですが、必ずそれらは難易度の高い案件です。未経験の場合はこなせないのは目に見えていますし、挫折しやすくなります。まずは難易度の低い案件を経験してみましょう。そして、「ちょっとがんばればできる案件」を取れるようになったとき、フリーランスエンジニアとして十分活躍できるでしょう!

投稿者プロフィール

KindMusic
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読んでいただきありがとうございます。読むことも書くことも苦手だったのに、今ではそれらが楽しみのひとつになりました。よろしくお願いいたします!

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