未経験でもフリーランスのライターとして活躍するコツとは?

How

フリーランスのライターは頑張って仕事をした分報酬を受け取ることができるから、初心者であってもガッツリ稼ぐことができそう!

この考えは半分正解であり半分間違いです。

未経験のフリーランスライターとしてしっかりと収入を得るにはどうすれば良いのでしょうか?

フリーランスのライターは稼げる?

フリーランスのライターは、完全歩合制であるからこそ軌道に乗れば高収入を期待できるのでは?とお考えの方もいるのではないでしょうか?

確かに、人によっては未経験でも半年で最高月収35万円、毎月平均20万円稼いでいるという人も実際にいます。

とはいえ、やみくもに何の準備もなく始めてもそうはいきません。今回は、未経験でフリーランスのライターとして働く場合にはどのような準備やステップが必要なのかについてご紹介していきます!

未経験からライターを始めるには?

未経験の人が1からライターの仕事を始めるには事前にいくつかの準備が必要となります。

1,クラウドソーシングサイトへの登録

未経験かつツテなどがない方が仕事を探すには、まずはクラウドソーシングサイトに登録する必要があります。

クラウドソーシングサイトに登録すると、企業が掲載しているさまざまな案件を閲覧することができます。

サイトは複数あり、それぞれに取り扱っている案件の量や分野が異なっています。

自分が興味のある案件が多いサイトを見つけて、より効率的に仕事を探すことのできるような環境を整えておきましょう。

基本的に、サイトは一つに絞って利用するのが分かりやすく手軽ですが、より多くの案件から選びたいという場合や気になるサイトが複数ある場合にはいくつかに登録するのもおすすめです。

その場合には、登録したサイトごとにきちんとした管理が必要となります。

2,案件への応募

未経験の場合は、人気案件への応募だとなかなか通らないということも多いでしょう。

まずは、高単価のものや人気の案件よりも、多少単価が低かったとしてもコツコツと仕事を進められるようなものに積極的に応募し、経験を積んでいきましょう。

取扱い案件数が増えてきて、案件ごとの評価もしっかりと高いものであれば自ずと人気案件等への間口も広がっていきます。

また、案件によっては長期継続のものもあるため、きちんとした仕事をしていけば長く付き合っていくことができる場合もあります。

未経験のライターが仕事を受けるには

未経験であっても、あらかじめ知識を身に付けておくことで、即戦力として仕事に取り組み、また仕事に生かすことができます。

具体的には、「SEOライティング」の知識を身に付けておくということです。

SEOライティングとは、web上でGoogleなどの検索エンジンで上位表示をさせるためのライティングの手法のことです。

SEOライティングでは、読み手に加えてGoogleの検索エンジンにも伝わるような文章の作成が求められています。

読み手だけではなく、検索エンジンにわかりやすい文章を書く必要があります。

検索キーワードからユーザーがどんな情報を知りたいのか、求めているのかを読み解き、それを記事にしていくのです。

文章を作成することは、ある程度誰にでも簡単にできることから、ライティング初心者であってもとりあえず書くことができると思っている方も多いでしょう。

しかしながらSEOライティングの知識を身に付けておけば、よりニーズに合った記事を作成することができ、高い評価や案件受注の増加につながっていきます。

スクールや講座を受講するという方法のほか、さまざまな本が販売されているため、本を購入して手軽に自分で学んでいくという方法もあります。

予算やスケジュールなどを考慮して、自分に合った方法を見つけてください。

フリーランスのライターのメリット・デメリット

続いては、フリーランスでライターを始める場合のメリットデメリットをご紹介していきます。

メリット

1,自分のペースで仕事が進められる

フリーランスの場合は、案件を獲得した上で仕事を始めるという仕組みであるため、案件獲得ありきでの話となりますが、納期が決まっていても、期間内であれば自分の好きな時間に好きな場所で仕事を進めていくことができるというのは、自由度の高い働き方だといえます。

家事や育児が忙しい主婦の方や、副業として休日の未仕事をしたいという方など、自分の生活リズムに合わせた働き方ができます。

2,知識を身に付けることができる

ライターの仕事をしていると、さまざまなジャンルの記事を執筆する機会があります。

これまで、ほとんどかかわりがなかった分野であったり、自分が興味のあった分野を更に深掘りすることができたりと、記事を書いていくごとに幅広く知識を身に付けていくことができます。

仕事が終わり納品したのちでも、日常生活や今後の案件獲得の役にも立つこととなり、視野が広がっていきます。

3,経験を積むごとに仕事の幅が広がる

クラウドソーシングサイトには、幅広い企業や業界の案件があることから、興味があれば一つのジャンルに絞ることなく幅広い分野の仕事に携わるチャンスがあります。

未経験であっても、仕事を進めながら知識や技術を身に付けていくことも可能であるため、自身のスキルアップにもつながっていきます。

デメリット

1,収入が不安定

フリーランスの場合、案件ごとに報酬が支払われるという仕組みであることから、案件が獲得できなければ収入を得ることができません。

案件数に関しては変動があるものであり、自分自身の力だけではどうしようもできない部分であるため、フリーランスのライター1本で生計を立てていきたいというような、収入の安定を求める人には大きな不安要素だといえます。

2,会社による保障がない

会社に属することなく、個人事業主として働くがゆえに、社会保険や年金などに関しては自分自身で準備する必要があります。

また、税金や社会保険の手続きといった業務もおこなわなければなりません。

会社に所属していれば当たり前におこなわれていたことを、全て自分でおこなうというのは、特に慣れるまでは大きな手間となってくるでしょう。

未経験からフリーランスでライターを始める際の注意点

続いては、フリーランスライターとして働くうえで気を付けるべきポイントをまとめて紹介していきましょう。

1,誠意を見せる

たとえ、未経験であったとしても、企業からの問い合わせがあればすぐに返信する、納期に遅れない、必要があれば進捗状況を報告するといったように仕事に真摯に向き合い、誠意を見せることは出来ます。

記事内容のスキルアップももちろん重要なことではありますが、この人に仕事を任せたと思われるような誠意を持った対応は常に心掛ける必要があります。

2,出来るだけ早く信頼関係を築く

フリーランスの場合、会社でデスクを隣り合わせにして働くような働き方ではないため、直接顔を合わせる機会はほとんどないでしょう。

そのため、コミュニケーションが希薄になり信頼関係を築くのに時間がかかってしまうケースが多くなります。

その穴を埋めるためには、先にお伝えした内容と重なる部分もありますが、レスポンスを早くすることや、何かこちらからの提案があれば持ちかけるなど、一方的に案件を受けるのではなく、双方向でのやり取りを心がけ、円滑なコミュニケーションを図っていくことが大切です。

まとめ

以上、未経験でフリーランスのライターとして仕事をする場合の進め方やメリットデメリットについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

フリーランスの場合1からすべて自分で段取りを組んでいく必要があるため、始めるにあたっての準備が重要となります。

あらかじめ自分がやるべきこと、求められる知識や技術を理解したうえで取り組んでいくことで、スムーズに進めていくことができるでしょう。

投稿者プロフィール

sayakyame
現在小学生から幼稚園まで3児の男児子育て真っ最中の主婦です。
3年程前よりライターの仕事を始め、さまざまな分野の執筆を進めています。
前職では人事採用担当の仕事をおこなっており、採用関係や自身の育児や出産にまつわる記事に関しては、実体験をもとに執筆を進めていくことが可能です。

関連記事一覧

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP