近年の勤務スタイルとして正社員という立場を離れ、フリーランスとして活動する方を多く見かけるようになりました。フリーランスは自由な働き方ができることで注目が集まり、働くスタイルの選択肢として注目を集めています。
現在の職場に不信感や不安感が生まれてしまった場合、転職という選択肢を選ばずにフリーランスの道に進むという方も少なくありません。
しかし、フリーランスの事情を知っていなければ「思っていたのと違った」「理想のフリーランスにはほど遠い」と感じる方もあらわれてきてしまいます。
そこでこの記事では
などを解説していきます。
フリーランスの実情を把握して、フリーランスの道に進むのかを決断するようにしましょう。
目次
フリーランスに向いている人はどんな人?
自主的に行動できる人
ビジネスには行動力が必要になるため、フリーランスであれ会社員であれ、自主的に行動できる行動力が非常に重要です。
特にフリーランスの場合は自主的に仕事を取ってこなければなりません。自分で考えて行動していく力が必要不可欠です。仕事を獲得するための営業やクライアントとの継続的な関係づくりなど、なにごとにも自分の行動ひとつで状況は変わってきてしまいます。自発的に考え、行動できる能力を持ち合わせている人がフリーランスに向いている人の大きな特徴です。
フットワークが軽い人
フリーランスの仕事は信頼できる人からの紹介で仕事を請け負うことが多いです。紹介してもらうためには知り合いを増やし、周りの人と有効な関係を築いていく必要があります。人との出会いの場に頻繁に顔を出す、交流会に参加するなど、人脈を広げるためのフットワークの軽さが必要です。
ライターやデザイナー、コンサルタントなどはフリーランスの競合も多くなっています。自分に特別なスキルや知識があれば問題ないですが、実力が拮抗している場合が多いです。実力が拮抗しているなかでクライアントは誰に依頼するのか困っているケースも少なくありません。
そんなときに「誰かから紹介してもらった」「親密な関係を築けている」「名刺交換をしたことがある」などの信頼度が依頼する際の決定打になることも多いです。
フリーランスが仕事を受注し続けて生き残っていくためには、フットワークの軽さを持ち合わせておく必要があります。
成長意欲がある人
成長意欲があり、常に新しいスキルや技術を身に付けていこうとする意識がある人はフリーランスに向いています。
フリーランスの場合、自身の経験やスキルが商品になることが多く、長く活躍していくためにはスキルを磨き続けていかなければなりません。なかでもIT分野では求められるスキルのトレンドが日々変化しているため、現状に満足せずに常にスキルアップを意識しておく必要があります。
会社員の場合、会社から指示をされることが多かったり、最初からやるべきことが決まっていたりするケースも多いです。しかし、フリーランスの場合はトレンドに合わせたスキルを活かし、仕事を獲得し続けていかなければならないため、成長意欲がある人はフリーランスに向いているといえるでしょう。
継続力がある人
フリーランスの場合には、一から顧客を開拓したり自己管理を行う必要があります。そのため、目の前の利益にとらわれずに努力を行い、ひたすら仕事をこなし続ける継続力のある人が向いているといえるでしょう。
フリーランスとして仕事をしていると失敗することや収入が下がってしまうこともあります。そんなときに「もうだめだ」と諦めて、フリーランスを辞めてしまう方も多いです。しかし、諦めずに仕事を続ける継続力、諦めない忍耐力があることによって殻を破って成長できるケースも少なくありません。
フリーランスには不安はつきものですが、不安定な環境を楽しみつつ継続していこうとする精神的な強さはフリーランスにとって大事な要素といえます。
約束事をしっかりと守れる人
フリーランスとして活躍し続け、定期的に仕事を獲得していくためには信頼される能力が必要です。クライアントから信頼を勝ち取ることができれば、継続的に仕事を発注してもらえることも多いです。
しかし「クライアントの指定した日時までに制作物の納品がない」「打ち合わせの約束を忘れた」などといった場合には信頼関係が崩れてしまってもおかしくありません。
フリーランスとして仕事を続けていくためには、信頼関係はすべてといっても問題ないくらいに重要な要素といえます。
納期などを含んだ約束を必ず守る人でなければフリーランスは難しいといえるでしょう。
時間管理ができる人
時間の管理がしっかりとできる人もフリーランスに向いています。
フリーランスの仕事の流れは、複数のクライアントから仕事を受注して、制作物を納品することです。そのため、自分の裁量で仕事量やペースを調整して納期までに間に合わせていかなければなりません。
自分の稼働する時間と納期を把握し、家事やプライベートの時間を切り替えながら業務を進める必要があるため、スケジュール管理能力が不可欠です。個人の予定の管理はもちろん、一日に作業に割ける時間や納期までの期間を逆算してどのペースで仕事を進めるかの予定を立てる必要があります。一日の時間の使い方を把握し、実行する時間管理能力はフリーランスにとっては大切な要素です。
時間管理ができる人はフリーランスに向いています。
フリーランスに向いてない人はどんな人?
フリーランスに向いてない人の特徴は何でしょうか。項目で分けて詳しく解説していきます。
自己主張が苦手な人
フリーランスとして働くには、クライアント先から仕事を受注する際に仕事の内容や報酬の金額まで、細かく交渉していかなければいけません。会社でいうところの”営業”にあたる仕事も、自分で一から進めていく必要があります。
そのため、納品までのスケジュールや金額などの交渉が苦手で自分の主張がうまく伝えられない人は、フリーランスとして働きにくいと感じてしまうかもしれません。
ただ、先方からのオーダーを聞き入れるだけでなく、こちらの要望を含めながら折衷案を提案できるスキルを持っている人は活躍できるでしょう。
安定主義な人
安定した金額を稼いでいきたいと考えている人はフリーランスに向いていません。
フリーランスは仕事が受注できるかはタイミングや周囲の状況によっても変わってきます。場合によっては今まで仕事を依頼してくれていたクライアントとの契約が終了し、収入が激減してしまうこともあります。常に仕事があるという保障はなく、日々仕事を獲得していく意識が大切です。
フリーランスは自由に働けるというメリットもありますが、収入の浮き沈みが激しいシビアな世界といえます。
そのため、安定的に決まった金額を稼ぎたいという方はフリーランスには向いていません。
自分で決定できない人
フリーランスはあらゆることを自分で決定していかなければならないため、常に誰かの支持で動いている方には向いていません。
フリーランスはさまざまな仕事があり、細分化された仕事を任されることも多いです。しかし、なかには仕事を丸投げで何の説明もないといったケースも存在します。
そういった場合には、自分で考え決めていく能力が非常に大切です。業務でわからないことがあった場合、クライアントから説明を持っていても時間がもったいないことも多いです。「受注後はどう動いていくのか」「業務内容でわからないことがあった場合にはどうするのか」など決めて、自分で判断していくことが重要となります。
指示待ちがクセになっている人はフリーランスに向いていません。
オンオフの切り替えが苦手な人
フリーランスの場合、上司や同僚がいないため、自分自身をコントロールしなくてはなりません。オンオフをきちんと切り替えできない人はフリーランスとして活躍していくのは難しいといえるでしょう。
仕事の時間管理ができていたとしても、自分の体力や仕事に対するモチベーションを維持できていないと、パフォーマンスの質が落ちるだけでなく、仕事の効率が下がってしまいます。「ついついスマホに手が伸びてしまう」「スケジュール通りに行動するのが苦手」といったタイプの人は、フリーランスとして継続していくのは厳しいです。
コミュニケーション能力に自信がない人
フリーランスとして扱う仕事内容にもよりますが、クライアント先を含む仕事関連の様々な交渉やコミュニケーションを避けることはできません。
コミュニケーション能力に自信がない人に比べ、コミュニケーションに長けている人は些細な会話から仕事に繋がるなど、自分にとってより有利な仕事を得やすい傾向にあります。
また、クライアント先へのアピールや説明が分かりやすいスキルも身に付けておくと、さらに活躍できることも多いです。
最近では、クライアントとメールやチャットでやり取りするケースが多くなっています。顔を合わせないことで、よりコミュニケーション能力が重要になってきているのです。表情が見えないからこそ、相手にとって気持ちのいいやり取りが必要になります。
コミュニケーションが苦手だと、さまざまな場面で苦労することも多いのでフリーランスとして向いていない可能性が高いです。
フリーランスになる3つのメリット
ここでは、フリーランスになると得られるメリットを2つ紹介します。働き方を見直したい人は、ぜひチェックしてみてください。
仕事への自由度が高い
フリーランスの最大のメリットは仕事の自由度が挙げられます。
仕事を引き受けるのか断るのか、何時から仕事をはじめて何時に終わらせるのか、仕事をどこで行うのかなど、すべて自分で決定することが可能です。
会社員の場合、業務時間や就業規則が定められているため、ルールに従いながら働いていくことになります。フリーランスであれば1日を自由に使うことができるのでフレキシブルな働き方ができる点が大きなメリットです。
自分の働きやすいスタイルで仕事に打ち込めるのはフリーランスならではといえるでしょう。
人間関係のストレスを減らせる
会社員の場合、会社という組織に属している以上は上司や部下とかかわることがあります。人間関係が快適で、居心地のいいものであれば全く問題ないですが、苦手な人がいたり、居心地が悪かったりといったケースも考えられます。
人間関係の相性が合わないと、ストレスが溜まり、最終的に身体を壊してしまう可能性もあるため、働く環境の人間関係は非常に重要なポイントです。フリーランスであれば、苦手な人とかかわることなく仕事ができるので、煩わしく感じる人間関係を排除することができます。
人間関係のストレスを抑えられる点はフリーランスのメリットといえるでしょう。
収入アップが期待できる
フリーランスは、会社勤めに比べ収入アップのスピードが早く、高い収入を目指しやすいです。
自分が得意な仕事で成果を上げ、クライアント先にパフォーマンスを気に入ってもらえれば、高単価な案件を獲得でき効率よく収入を得やすくなるのもメリットといえます。特にフリーランスは自分のスキルや仕事の成果で、直接入ってくるお金が見えるので、やりがいを感じやすいのも魅力的です。
フリーランスになる2つのデメリット
フリーランスは自由に働けて、自分と相性のいい人としかかかわらなくて済むので、いうことなし!と感じる方もいますが、デメリットも存在します。
ここではデメリットを2つ紹介しますので、フリーランスを目指す際の参考にしてみましょう。
収入が安定しにくい
フリーランスは高収入を目指しやすい反面、会社勤めのような決まった収入を安定してもらうまでに時間がかかる傾向にあります。
受注した仕事量や単価は月によって異なることが多く、前月は満足する収入だったけれど、今月は収入が少ないということも少なくありません。コンスタントに安定した収入がないと落ち着かないといったタイプの人にとっては、デメリットといえるのではないでしょうか。
各種保険は自分で管理
会社勤めの場合、入社すれば各種社会保険に加入できますが、フリーランスの場合は自分で管理する必要があります。健康保険は、国民健康保険に加入することで補填できますが、保険料は基本的に自分で支払わなくてはいけません。
また、フリーランスの場合には厚生年金ではなく、国民年金を支払う必要があります。社会保険以外にも、労災保険にも加入していない状態のため、業務中に発生してしまったトラブルに対しても保険がありません。必要であれば個人で申し込みをしなければならないため、会社員から見るとデメリットと感じてしまうでしょう。
フリーランスとして成功するために必要なこととは?
フリーランスとして活躍していくには
- 常にスキルアップを意識する
- しっかりと目標を立てる
- エージェントやクラウドソーシングを活用する
の3点を意識して取り組んでいきましょう。
それぞれ解説していきます。
常にスキルアップを意識する
近年、フリーランスの人口が増加してきており、好条件の案件を奪い合う形になっています。好条件の案件を獲得していくためには十分なスキルが必要です。他のフリーランスと差別化を図るためにもスキルアップを欠かさずおこなうようにしましょう。
スキルアップすることでより高単価な案件を獲得できるチャンスが大きくなるため、フリーランスとして成功したいのであれば常にスキルアップの意識を持っておくようにしましょう。
しっかりと目標を立てる
フリーランスで活動していると、さまざまな要因によってモチベーションを保つことが難しくなる時期が出てきます。モチベーションが下がった状態で仕事をしていてもいい結果を残せず、最悪の場合は契約を切られてしまうことも考えられます。
モチベーションを維持していくためには、しっかりとした目標を立てておくことが重要です。
例えば「〇月までに〇〇円稼ぐ」「フリーランスで得た収入で〇〇を買う」など明確な目標を立てておくことでモチベーションの維持に繋がります。ここで立てる目標は現実的に達成できそうな目標が望ましいです。
1週間先の目標、1年先の目標、10年後の目標など細かく設定しておくとよりモチベーション維持の効果は高くなります。
フリーランスで成功させるためには、しっかりと計画を立てることが大切です。
エージェントやクラウドソーシングを活用する
フリーランスで仕事を獲得していく方法として
- クラウドソーシング
- エージェント
- 紹介
- SNS
- 直営業
などが挙げられます。最近ではクラウドソーシングやエージェントを利用する方も多く、面倒に感じる方も多い営業を極力省くことができることが活用する大きなメリットです。
エージェントはその人に合った仕事を探してくれるため、面倒な営業を代わりにおこなってくれる点が大きな魅力といえます。
クラウドソーシングは案件を発注したい人と受注したい人が利用するツールでジャンル別にさまざまな案件が紹介されているのが特徴です。
エージェントやクラウドソーシングによって掲載されている求人や紹介してもらえる求人が異なるため、できるだけ早く成功したいという場合には複数を同時に活用していくようにしましょう。
フリーランスは自己管理できないなら絶対におすすめしない
フリーランスを検討している場合には、どうしても自己管理が求められるため、前もって習慣を見直すことをおすすめします。会社に属していない以上、フォローしてくれたり協力してくれる人もいません。特に、独立したばかりの頃は孤独との戦いとなる傾向が高いです。どれだけ自分を律して、優先順位を整理したりマインドコントロールできるかが肝となります。色々試しても自己管理が難しい場合には、フリーランスとして活動していくのは厳しいかもしれません。稀に、クラウドワークスなどのサービスを利用して活躍している人やエージェントを通して活動しているフリーランスもいるため、経験者に相談したり体験談を聞いてみてはいかがでしょうか。一番は、自分が無理なく活動していけることです。継続してフリーランスとして活動できる方法など視野を広く持ち、検討してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はフリーランスに向いてる人と向いていない人の違いや、フリーランスという働き方の特徴、気になるメリット・デメリットを紹介してきました。向いている人の特徴としては、時間管理ができるかどうかです。個人の予定の管理はもちろんのこと、一日の中で作業に当てられる時間は何時間確保できるのか、納期までを逆算してどんなペース配分で仕事を進めていくのかなど、一日一日の時間の使い方を細かく把握し、実行していけるフリーランスがクライアント先との信頼も築くことができて、活躍していける可能性は高いです。今回の内容を参考に、フリーランスとして活動していくのかどうか自分と向き合ってみてはいかがでしょうか。
投稿者プロフィール
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初めまして、私はフリーランスのエンジニアとして10年以上の経験を持っております。専門分野はウェブ開発とモバイルアプリケーションの設計・開発です。これまでに、多様な業界のクライアントに対して、使いやすく革新的なソリューションを提供してきました。特に、React、Angular、Node.jsを用いた高度なSPA(Single Page Application)の開発には自信があります。
また、モバイルアプリ開発では、iOSとAndroidの両プラットフォームに対応したアプリケーションを数多く手掛けてきました。クライアントのビジネスニーズに合わせたカスタムソリューションの提供を得意としており、ユーザー体験を最優先に考えたアプリ設計を心掛けています。
フリーランスとしてのキャリアを通じて、様々なチームと協力し、リモートワークにも柔軟に対応してきました。コミュニケーション能力とタイムマネジメントは自分の強みであり、クライアントとの良好な関係構築を常に意識しています。新しいプロジェクトに対する情熱と、常に技術の最前線にいることへの意欲が私のモットーです。
どのようなプロジェクトも積極的に受ける姿勢で、新たな挑戦を楽しみにしています。ご連絡をお待ちしております。
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